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七田って本当に心が育つの?

2017年02月03日

七田って本当に心が育つの?

「七田って本当に心が育つのでしょうか?」
中学受験をした卒業生保護者様から「七田のお陰で心が育ちました」という文章をいただき、
お読みになった幼児クラスのお母様から実感が無いとご質問をいただきました。
大変良いご質問ありがとうございます。
先日、お礼のメールを書いてくださったお母様は、入会当初大変厳しい方でした。
子供に対するこうなって欲しいという理想像が強すぎて子供を潰してしまうのではないかと
心配したほどです。
2歳から9歳までの7年間で一番変わったのは、子供ではなくお母様でした。
子育てをしながら、自分の夢や志を見つけて努力なさって、その後ろ姿を見せてこられました。
厳しかったお母さんの顔がどんどん優しくなり、まわりのお子様を誉めたり感謝したり、自分の
子供と一緒に成長しようと協力してくれました。
お母様は、七田の子育てのおかげでとおっしゃっていますが、七田の書籍を読み、七田の金言の
メール受信や魂を磨くカレンダーなどはご自身の価値観となって身についてこられたのだと思います。
教室で子供が先生からかけてもらう言葉に大きく影響されてくるのは、小学生以降の話で幼児の
価値観や躾や思いやりは親が学び子供が親の姿から身に付けていくものです。
七田を始める前から優しく思いやりがあるのならば何も変わらない事は不思議でもありません。
お母様の心の子育てが良かったのです。
頭が良くて思いやりのある子に育てたいならば、必ずそうなるのだとずっと信じて親が人との接し方
を見せていくことです。
自分と親との関係、ご主人との関係、義理の親との関係、ママ友との関係、その他の活動やご近所
との関係など相手を喜ばせる事を心がけてやっていると幸せを与えるだけでなく、全部自分と子供に
かえってきます。
子育てが上手くいっていないならば、本当に解決しなければならない問題は子供の事ではない場合
もあります。
ゆっくりお話を伺わないと見えてきませんが、親と成熟した大人の親友のような関係が築けているか
という事や具体的に定期的に実践している親孝行はあるのかなど、一見関係が無いようでも、これら
は子供の心を育むには重要な事なのです。
私や講師の発信力では、お母様の気持ちを支えたり、七田理念をお伝えするのには弱いかもしれま
せんが、モヤモヤしたり、悩んだりした時に保護者様からメールをいただければお返事したり、必要で
あれば会いに参ります。
子供は、自分とは全く違う個性と才能を発揮してくれるはずです。
「必ず我が子は、素晴らしい才能を開花させて立派に成長する」と信じれるかどうかが一番大切だと
思います。
それは、ゆっくりゆっくり育んで見つけていかねばなりません。
学問の場合もあれば、そうでない場合もあります。
どちらも同じだけ素晴らしいと思います。
今すぐ優等生である必要はありません。
小学校受験をお考えの方もいらっしゃいますが子供の能力はまだ幼稚園では決まりません。
中学受験でさえ時期で無い場合もあり、中学2年から勉強に目覚めて京大に入った卒業生もいます。
全員が地味にコツコツやるのが向いている訳ではありません。
個性を認めて誉めてその気にさせながら能力だけはつけて、最小限の勉強をさせつつ、中学生から
勉強に集中させればいいのです。
今の姿は出来上がった姿ではありません。
どうぞ子供を信じてあげて下さい。



Posted by 夢を叶える幼児教室 at 09:53