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マカロンを見ると

2017年09月15日

マカロンを見ると

マカロンを見ると思い出す。
夫(ゆきひろ先生)が右京区にある有名洋菓子店にケーキを買いにいった時のこと。
中学生が職業体験でレジを任されていた。
人気の店でごったがえしていた。
五千円札を渡して、もらったお釣りを無造作に財布に入れて帰宅した。
帰宅してから財布を確認すると、渡したはずの五千円が入っている。
五千円は、財布には無くなったはず…
「一万円札と間違えてお釣りを渡したの?
それとも、こちらが一万円渡した?」
レジが合わないと、困るはずだと、急いで電話をして
「お釣りが五千円多かったように思います。確認下さい。」
と言って、往復一時間程の時間を使って返しに行った。
「ありがとうございます。」
職業体験はいつも大変なんだと苦笑いしながら、お礼にとマカロンを手渡された。
起きる事は、平等。
子供がバスにカバンを忘れても親切な人が運転手に渡してくれた。
電車で財布を落とした時も拾った人が連絡をくれた。
これくらい、いいだろうと思っていると、何か失う時がある。
誰かを助けて、誰かに助けてもらう。
日本っていい国だなぁ。
日本人で良かった。
夫のもらったマカロンは、いつもより特別な味がした。




Posted by 夢を叶える幼児教室 at 12:11